費用シミュレーター
金額は下の料金表そのままです。選んでいくと、合計と内訳が出ます。
再診料・超音波検査・注射・お薬・ホルモン検査の費用は別にかかります。自費のときは消費税も別です。体外受精では年に1回、感染症や術前の検査をするので、初回はその検査料も加わります。 料金表の例(刺激周期・採卵10個)では、これらを含めた総額はおよそ14万〜20万円です。保険適用には年齢・回数の要件があります(保険は使えますか?)。
保険は
使えますか?
令和4年4月から、体外受精・顕微授精などの基本的な治療に公的医療保険が使えるようになりました。
ただし、年齢と回数の要件があります。
- 年齢の要件
- 治療を始めるときに、女性の年齢が43歳未満であること。
- 回数の要件
- 胚移植の回数に上限があり、その上限は治療を始めたときの年齢で変わります(下の図のとおりです)。
- 対象外となるもの
- 先進医療・着床前診断・卵子凍結などは自費になります。このうち先進医療は、保険診療と併せて受けられる場合があります。
胚移植の回数の上限は、治療を始めるときの女性の年齢で決まります
最大6回まで(子ども1人につき)
最大3回まで(子ども1人につき)
図:胚移植の保険適用回数の上限(年齢区分別)。43歳以上は対象外です。
どの治療が保険の対象ですか?
厚生労働省の資料をもとに、保険の対象になる治療とならない治療を表にまとめました。
| 区分 | 内容 | 当院のページ |
|---|---|---|
| 一般不妊治療 | タイミング法、人工授精 | タイミング法/人工授精 |
| 生殖補助医療 | 採卵・採精、体外受精、顕微授精、胚培養、胚の凍結保存、胚移植 | 体外受精/顕微授精 |
| 対象外 | 第三者からの精子・卵子・胚の提供による治療、代理懐胎 | 当院では行っていません |
| 自費になるもの | 着床前診断(PGT-A / PGT-SR)、卵子凍結 など | 卵子凍結 |
回数はどのように数えますか?
上限の回数は胚移植をした回数で数えます。採卵そのものの回数に上限はありません。次のお子さんを希望して治療を再開するときは、その時点の年齢であらためて数え直します。年齢は初めて治療を始めた日で見ます。
ほかの医療機関で治療を受けたことがあると、回数の数え方が変わることがあります。診察のときに教えてください。
婚姻の要件はありますか?
法律上の婚姻関係にある方に加えて、事実婚の方も対象とされています。事実婚の方は、重婚でないこと・同じ世帯であること・生まれたお子さんを認知する意向があることを、医療機関が確認します。手順と必要な書類は、診察のときにご案内します。
出典:厚生労働省「不妊治療に関する支援について」/
厚生労働省 保険適用に関する疑義解釈資料
制度の内容は変わることがあります。いまの決まりは厚生労働省の案内か、加入されている健康保険の窓口でご確認ください。初診のときにも、そのときの決まりをご案内しています。
費用の負担を
軽くする制度
治療そのものの費用のほかに、あとから負担が軽くなる制度があります。
どれも国や東京都、健康保険の制度で、要件も手続きの窓口もそれぞれ違います。詳しくは、リンク先の案内をご覧ください。
1. 高額療養費制度(健康保険)
1か月に医療機関へ払った保険診療の自己負担額が一定額を超えると、超えた分があとから戻ってくる制度です。上限額は年齢と所得の区分で決まります。
- 事前に手続きをしておく方法もあります。「限度額適用認定証」を提示すると、窓口でのお支払いを上限額までにとどめられます。
- マイナンバーカードを健康保険証として使うときは、認定証がなくても上限額を超える分を窓口で払わずに済みます。ただし、オンライン資格確認を導入していない医療機関や、住民税非課税などの区分を使いたいときは、これまでどおり前もって申請が必要です。
- 手続きの窓口は、加入されている健康保険(協会けんぽ・健康保険組合・国民健康保険など)です。
2. 医療費控除(確定申告)
1年間に支払った医療費が一定額を超えると、確定申告で所得税の控除を受けられる制度です。控除の対象になるのは、支払った医療費のうち10万円(その年の総所得金額等が200万円未満の方は総所得金額等の5%)を超えた部分です。
- 体外受精・顕微授精・人工授精を含む不妊治療の費用は、医療費控除の対象です。
- 国税庁の質疑応答事例は「医師による診療等の対価として支払われる不妊症の治療費及び人工授精の費用は、医療費控除の対象となります」としており、体外受精・顕微授精も不妊症の治療費にあたるため対象です(保険診療・自費診療とも)。個別の判断は、国税庁の案内か所轄の税務署にご確認ください。
- 申告のときに使うので、領収書は捨てずに取っておいてください。
- 年収と医療費を入れて、戻る額の目安を医療費控除のシミュレーターで計算できます。ご夫婦のどちらが申告すると多く戻るかも比べられます。
3. 先進医療(保険診療と併せて受けられます)
先進医療は、保険診療と組み合わせて受けられます。費用は下の図のように分かれます。
共通部分診察・検査・投薬・入院料など
先進医療の技術料先進医療として受ける技術そのものの費用
共通部分保険が使われます
先進医療の技術料全額が自己負担になります
図:先進医療を受けるときの、費用の分かれ方。
先進医療として認められる技術は、ときどき見直されます。当院で受けられる先進医療は、治療別の費用の「4. 先進医療」に載せています。
4. 東京都の助成事業
東京都は、不妊検査等の費用や卵子凍結に助成をしています。対象になる年齢やお住まい、申請の期限などの要件があり、先に手続きが要ることもあります。
| 制度 | 主な対象 | 手続きの窓口 |
|---|---|---|
| 不妊検査等助成事業 | 検査開始時の年齢などの要件があります。体外受精・顕微授精は対象外とされています。 | 東京都 |
| 卵子凍結に係る費用の助成 | 都内在住で年齢などの要件があります。都の説明会への参加・調査への協力が前提とされています。 | 東京都 |
出典:東京都 不妊検査等助成事業/
東京都 卵子凍結に係る費用の助成
助成額や年齢の要件、申請の期限は年度ごとに変わるので、このページには金額を載せていません。リンク先で最新の案内を必ずご確認ください。申請書類で分からないところは、診察のときにお尋ねください。
制度についてのご注意
- どの制度も、使えるかどうかを決めるのは各制度の窓口で、当院では決められません。
- 制度の内容は変わることがあります。このページは書いた時点のものなので、最新の内容は各リンク先でご確認ください。
- 手続きに書類が必要なときは、診察のときにお申し出ください。
治療別の費用
保険適用時(3割負担)と自費に分けて載せています。どれも目安の金額です。
1. 診察・検査
- 保険適用時(3割)
- 870円
- 自費
- 3,000円(税込 3,300円)
検査をしたときは、その分が加わります。
- 保険適用時(3割)
- 60円
排卵のころに来ていただき、子宮の入口の粘液に動いている精子がいるかを調べます。ほかに、検査の判断料(月に1回)がかかります。
- 保険適用時(3割)
- 237円〜600円
- 自費
- 各4,000円(税込 4,400円)
妊娠すると受けられない予防接種があるため、先に抗体の有無を調べます。保険で受けられるかは医師が判断します。金額の幅は検査のやり方による違いです。ほかに、検査の判断料(月に1回)がかかります。
- 自費(水性)
- 19,800円(税込 21,780円)
- 自費(油性)
- 66,000円(税込 72,600円)
造影剤の種類(水性・油性)で変わります。痛みの感じ方には個人差があります(→ リスク・副作用)。
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費(ライト)
- 29,800円(税込 32,780円)
- 自費(ベーシック)
- 40,580円(税込 44,638円)
- 自費(スタンダード)
- 51,680円(税込 56,848円)
- 自費(プラス)
- 101,380円(税込 111,518円)
4つのコースから選べます。自費診療です。子宮卵管造影はコースに含まれません(ご希望の方は単体でお受けいただけます)。
| 検査項目 | 単体価格 | ライト | ベーシック | スタンダード | プラス |
|---|---|---|---|---|---|
| 尿検査 | 500円(税込 550円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 血液検査(鉄・蛋白・コレステロール・糖・腎機能) | 5,000円(税込 5,500円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 抗体価検査(麻疹) | 4,000円(税込 4,400円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 抗体価検査(風疹) | 4,000円(税込 4,400円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 経腟超音波検査 | 5,300円(税込 5,830円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ホルモン検査(抗ミュラー管ホルモン=卵巣年齢) | 7,000円(税込 7,700円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 子宮頸がん検査 | 4,000円(税込 4,400円) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 甲状腺検査(TSH・FT4) | 4,000円(税込 4,400円) | — | ○ | ○ | ○ |
| 女性ホルモン検査(ホルモン基礎値・プロラクチン) | 6,780円(税込 7,458円) | — | ○ | ○ | ○ |
| 淋菌・クラミジア(婦人科内診が必要) | 8,000円(税込 8,800円) | — | — | ○ | ○ |
| 感染症検査(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV) | 8,000円(税込 8,800円) | — | — | ○ | ○ |
| 感染症検査(クラミジア抗体 IgA・IgG) | 3,000円(税込 3,300円) | — | — | ○ | ○ |
| 腟内フローラ検査 | 50,000円(税込 55,000円) | — | — | — | ○ |
| 糖尿病検査(HbA1c) | 1,000円(税込 1,100円) | — | — | — | ○ |
| 生化学検査(ビタミンD) | 5,200円(税込 5,720円) | — | — | — | ○ |
| コースの価格 | — | 29,800円(税込 32,780円) | 40,580円(税込 44,638円) | 51,680円(税込 56,848円) | 101,380円(税込 111,518円) |
スタンダードとプラスは、単体価格の合計よりお得なコース価格です。
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 総額 45,300円(税込 49,830円)
| 検査項目 | 金額 |
|---|---|
| 子宮頸がん検査 | 4,000円(税込 4,400円) |
| 超音波検査 | 5,300円(税込 5,830円) |
| 感染症検査:淋病・クラミジア(婦人科内診が必要) | 8,000円(税込 8,800円) |
| 感染症検査:B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV | 8,000円(税込 8,800円) |
| 抗体価検査:風疹 | 4,000円(税込 4,400円) |
| 抗体価検査:麻疹 | 4,000円(税込 4,400円) |
| 甲状腺検査:TSH・FT4 | 4,000円(税込 4,400円) |
| ホルモン検査:プロラクチン | 1,000円(税込 1,100円) |
| ホルモン検査:抗ミュラー管(卵巣年齢) | 7,000円(税込 7,700円) |
| 総額 | 45,300円(税込 49,830円) |
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 総額 29,000円(税込 31,900円)
| 検査項目 | 金額 |
|---|---|
| 精液検査 | 5,000円(税込 5,500円) |
| 感染症検査:淋病・クラミジア(尿検査) | 8,000円(税込 8,800円) |
| 感染症検査:B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV | 8,000円(税込 8,800円) |
| 抗体価検査:風疹 | 4,000円(税込 4,400円) |
| 抗体価検査:麻疹 | 4,000円(税込 4,400円) |
| 総額 | 29,000円(税込 31,900円) |
2. 一般不妊治療
- 保険適用時(3割)
- 再診料 380円+一般不妊治療管理料 750円(3か月に1回)
- 自費
- 再診料 1,500円(税込 1,650円)
超音波検査とお薬の費用が、回数に応じて加わります。
- 保険適用時(3割)
- 5,460円〜
- 自費
- 21,600円(税込 23,760円)
このほかに、診察・検査・お薬の費用がかかります。
3. 生殖補助医療(体外受精・顕微授精)
下の手技料に加えて、外来再診料・超音波検査料・注射や処方料、消費税が別にかかります。体外受精では年に1回、感染症・術前の検査をするので、初回はその検査料も加わります。
(月に1回)
- 保険適用時(3割)
- 900円
- 自費
- —
生殖補助医療を受けている月にかかります。
- 保険適用時(3割)
- 9,600〜31,200円以上
- 自費
- —
採れた卵子の個数で変わります。
| 個数 | 保険適用時(3割) | 自費 |
|---|---|---|
| 0個 | 9,600円 | 36,000円(税込 39,600円) |
| 1個 | 16,800円 | 3個まで 156,000円(税込 171,600円) |
| 2〜5個 | 20,400円 | (同上) |
| 6〜9個 | 26,100円 | 1個あたり2,400円(税込 2,640円)追加 |
| 10個以上 | 31,200円 | (同上) |
| 局所麻酔 | 別途料金 | 12,000円(税込 13,200円) |
| 静脈麻酔 | (同上) | 36,000円(税込 39,600円) |
- 保険適用時(3割)
- 3,000〜35,400円
- 自費
- —
受精のしかた(通常の体外受精/顕微授精)で変わります。
| 項目 | 保険適用時(3割) | 自費 |
|---|---|---|
| 精子処理料(新鮮精子に限る) | 3,000円 | 24,000円(税込 26,400円) |
| 媒精 | 9,600円 | 48,000円(税込 52,800円) |
| 顕微授精 1個 | 11,400円 | 3個まで 48,000円(税込 52,800円) |
| 顕微授精 2〜5個 | 17,400円 | (同上) |
| 顕微授精 6〜9個 | 27,000円 | 1個あたり6,000円(税込 6,600円)追加 |
| 顕微授精 10個 | 35,400円 | (同上) |
| split法(+顕微授精) | 4,800円(+顕微授精) | 48,000円(税込 52,800円)(+顕微授精) |
| 卵子活性化 | 3,000円 | 12,000円(税込 13,200円) |
- 保険適用時(3割)
- 4,500〜31,500円
- 自費
- —
培養する胚の個数と日数で変わります。
| 項目 | 保険適用時(3割) | 自費 |
|---|---|---|
| 受精卵培養 1個 | 13,500円 | 数に関係なく一律 36,000円(税込 39,600円) |
| 受精卵培養 2〜5個 | 18,000円 | |
| 受精卵培養 6〜9個 | 25,200円 | |
| 受精卵培養 10個以上 | 31,500円 | |
| 胚盤胞培養 1個 | 4,500円 | |
| 胚盤胞培養 2〜5個 | 6,000円 | |
| 胚盤胞培養 6〜9個 | 7,500円 | |
| 胚盤胞培養 10個以上 | 9,000円 |
- 保険適用時(3割)
- 15,000〜39,000円
- 自費
- —
凍結する胚の個数で変わります。保管の更新料は別にかかります。
| 項目 | 保険適用時(3割) | 自費 |
|---|---|---|
| 胚凍結 1個 | 15,000円 | 48,000円(税込 52,800円) |
| 胚凍結 2〜5個 | 21,000円 | 1個あたり6,000円(税込 6,600円)追加 |
| 胚凍結 6〜9個 | 30,600円 | (同上) |
| 胚凍結 10個以上 | 39,000円 | (同上) |
| 凍結保存維持管理料 | 10,500円 | 60,000円 |
自費の凍結保存維持管理料は、提携の保管機関へ直接お支払いいただきます。
- 新鮮胚移植(保険適用時・3割)
- 22,500円
- 融解胚移植(保険適用時・3割)
- 36,000円
- 新鮮胚移植(自費)
- 96,000円(税込 105,600円)
- 融解胚移植(自費)
- 120,000円(税込 132,000円)
- 保険適用時(3割)
- 3,000円
- 自費
- 12,000円(税込 13,200円)
胚移植のときに、あわせて行う処置です。
- 保険適用時(3割)
- 3,000円
- 自費
- 12,000円(税込 13,200円)
胚移植のときに、あわせて行う処置です。
- 採血〜製作費(自費)
- 158,400円(税込 174,240円)
- 注入費(自費)
- 52,800円(税込 58,080円)×2回
保険は使えません(自費診療)。
4. 先進医療(保険診療と併せて受けられます)
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 50,000円
先進医療部分は全額自己負担です。
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 25,000円
先進医療部分は全額自己負担です。
5. 着床前診断(PGT-A / PGT-SR)
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 184,800円(税込 203,280円)〜
検査する胚の個数で変わります。自費診療です(→ リスク・副作用)。
| 対象 | 金額 |
|---|---|
| 新鮮胚盤胞 | 184,800円(税込 203,280円)(1個追加ごとにプラス102,000円(税込 112,200円)) |
| 融解胚盤胞 | 211,200円(税込 232,320円)(1個追加ごとにプラス108,000円(税込 118,800円)) |
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 39,600円(税込 43,560円)(夫婦で79,200円(税込 87,120円))
着床前診断のときに、あわせて行う検査です。
- 保険適用時(3割)
- —
- 自費
- 13,200円(税込 14,520円)(2回目以降 5,000円(税込 5,500円))
着床前診断を受けるときに必要です。
6. 卵子凍結
- 自費(全額自己負担)
- 10個採卵の場合 おおよそ55万円程度(税抜)
初診から凍結保存(保存の初期費用を含む)までの目安です。保険適用外で、全額自己負担の自費診療です。
- 自費(全額自己負担)
- 5,500円/月
保険適用外です。保管料は、提携の保管機関へ直接お支払いいただきます。保管期限は凍結保存した日から50歳の誕生日までです。
7. 精子凍結
- 保険適用時(3割)
- 4,500円(保険はIVF, ICSIに限る)
- 自費
- 36,000円(税込 39,600円)
- 保険適用時(3割)
- 3,000円(保険はIVF, ICSIに限る)
- 自費
- 36,000円(税込 39,600円)
- 保険適用時(3割)
- 2,100円
- 自費
- 60,000円
自費の維持管理料は、提携の保管機関へ直接お支払いいただきます。
体外受精で
かかる費用の例
体外受精から胚移植まで、ひと通り受けたときの例です。
| 例 | 目安 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| 刺激周期で採卵10個・胚凍結3個・融解胚移植1回 | およそ14万〜20万円 | 再診料・薬剤・ホルモン検査・超音波検査を含む(生殖補助医療管理料900円・採卵31,200円・体外受精12,600円・培養32,700円・胚凍結21,000円・融解胚移植36,000円 ほか) |
| クロミッド周期で採卵3個・胚凍結1個・融解胚移植1回 | およそ13万円 | 再診料・薬剤・ホルモン検査・超音波検査を含む(生殖補助医療管理料900円・採卵20,400円・体外受精12,600円・培養24,000円・胚凍結15,000円・融解胚移植36,000円 ほか) |
自費で体外受精を行う場合の目安
自費で体外受精を受けると、手技料だけでなく排卵誘発や通院の費用もすべて自費になるので、上の料金表にその分が加わります。金額は、採卵数・顕微授精の個数・凍結する胚の個数と、通院の回数やお薬の量で変わります。
手技料の合計は、上の費用シミュレーターで「自費」を選ぶと出せます。お薬や通院の費用を含めた総額の目安は、診察のときにお見積りします。
術前検査やホルモン採血の内容によって、さらに変わることがあります。
リスク・
副作用について
自費の検査・治療を受けるときに起こりうることです。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、出血、感染、周囲の臓器の損傷、麻酔に伴うリスクがあります。採卵後に腹部の張りや痛みが出ることがあります。
造影剤によるアレルギー、感染、出血、検査時の痛み、X線による被ばくがあります。痛みの感じ方には個人差があります。
上の採卵に伴うリスクに加えて、凍結した卵子が融解後に使えないことがあります。凍結によって将来の妊娠が保証されるものではありません。年齢によって結果が異なります。
胚から細胞を採取するため胚への影響が生じる可能性があります。判定できない場合があります。検査の結果、移植できる胚が得られないことがあります。
効果や経過には個人差があります。検査も治療も、始める前に内容とリスクをお話しします。受けるかどうかは、それから決めていただけます。気になることは、診察のときに遠慮なくお尋ねください。
お支払い方法
お支払いは現金かクレジットカードでお願いしています(VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club)。カードは一括払いのみです。クリニックの近くに銀行やコンビニのATMがないので、現金の方は用意してからお越しください。
Glossary費用に出てくる言葉
お会計の明細や制度の案内に出てくる言葉です。
- 保険適用(3割負担)
- 公的医療保険が使える診療のことです。窓口でお支払いいただくのは、かかった医療費のうち定められた割合(多くの方は3割)です。
- 自費(自由診療)
- 公的医療保険が使えない診療のことです。費用は全額をご負担いただきます。
- 先進医療
- 保険診療と併せて受けられる治療・検査です。共通部分には保険が使われ、先進医療の技術料の部分は全額自己負担になります。
- 高額療養費制度
- 1か月の保険診療の自己負担額が上限額を超えたとき、超えた分があとから払い戻される制度です。上限額は年齢と所得の区分で決まります。
- 限度額適用認定証
- 窓口でのお支払いを高額療養費制度の上限額までにとどめるための証明書です。加入されている健康保険に申請します。
- 医療費控除
- 1年間に支払った医療費が一定額を超えたとき、確定申告で所得税の控除を受けられる制度です。
- 胚移植(はいいしょく)
- 体外で受精させた胚を子宮に戻す処置です。保険の回数の上限は、この処置の回数で数えます。
- 着床前診断(PGT-A / PGT-SR)
- 胚の染色体を調べる検査の呼び方です。当院では自費になります。胚移植の反復不成功例や反復流産・死産の既往がある方を対象に行っています。
- 凍結保存・保管料
- 胚や卵子を凍結して預かるための費用です。預けている期間に応じて料金がかかります。当院では、胚の凍結保存維持管理料は保険適用時 10,500円・自費 60,000円(税抜)です。卵子凍結の保管料は保険適用がなく、全額自費で月 5,500円です。自費の維持管理料と保管料は、提携の保管機関へ直接お支払いいただきます。
FAQよくある質問
初診でいくらかかりますか?
初診料は保険適用で870円、自費で3,000円(税抜)です。これに、その日に行った検査の費用が加わります。
医療費控除の対象になりますか?
対象になります。国税庁は不妊症の治療費と人工授精の費用を対象としており、体外受精・顕微授精も不妊症の治療費にあたります。保険診療・自費診療のどちらでも対象です。領収書は保管しておいてください。戻る額の目安は医療費控除のシミュレーターで計算できます。詳しくは費用の負担を軽くする制度をご覧ください。
助成金は使えますか?
東京都に、不妊検査等や卵子凍結に関する助成があります。要件・金額・申請期限は年度によって変わるため、東京都の最新の案内をご確認ください。窓口へのリンクは費用の負担を軽くする制度に掲載しています。
保険適用の回数を使い切ったらどうなりますか?
そのあとの治療は自費になります。続けるかどうか、どう進めるかは診察で一緒に考えます。
途中で治療方針が変わると費用も変わりますか?
変わります。方針を変えるときは、そのあとにかかる費用の見込みもあわせてお話しします。
分割払いはできますか?
現金か、クレジットカードの一括払いでお願いしています。分割払いはお受けしていません。
事実婚でも保険は使えますか?
事実婚の方も対象とされています。重婚でないこと、同じ世帯であること、生まれたお子さんを認知する意向があることを、医療機関が確認します。手続きの詳細は保険は使えますか?をご覧ください。
他院で受けた治療の回数も数えられますか?
これまでに受けた治療の内容によって、数え方が変わることがあります。どこでどんな治療を受けたかを、診察のときに教えてください。
採卵の回数にも上限がありますか?
採卵の回数には上限がありません。上限が決められているのは、胚移植をした回数のほうです。
高額療養費制度の手続きはいつすればよいですか?
お支払いのあとで払い戻しを受ける方法と、前もって手続きをして窓口でのお支払いを上限額までにとどめる方法があります。どちらも、手続きの窓口は加入されている健康保険です。流れは費用の負担を軽くする制度にまとめています。
治療を始める前に、総額の見積もりをもらえますか?
治療の進み方で金額が変わるので、総額を先にお約束することはできません。診察のときに、その時点での見込みをお話しします。体外受精でかかる費用の例もこのページに載せています。
先進医療は必ず受けなければいけませんか?
いいえ、受けるかどうかは選んでいただけます。先進医療の技術料は全額自己負担です。内容と費用、リスクを診察でご説明しますので、そのうえでお決めください。
年度が変わると金額は変わりますか?
診療報酬の改定や制度の見直しで変わることがあります。
監修
院長 岩﨑 信爾(日本生殖医学会認定 生殖医療専門医/日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医)
最終更新日: 2026年7月26日
出典:厚生労働省「不妊治療に関する支援について」/公益社団法人 日本産科婦人科学会/一般社団法人 日本生殖医学会
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