
執筆者兼監修者プロフィール
東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- FMF認定超音波医
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- 妊娠初期に1~2杯程度のコーヒー(カフェイン)を摂る分には、胎児への大きな悪影響はないと考えられています。適量(1日200mg以下)であれば流産や早産のリスクを有意に高める証拠はありません。
- 一方で、カフェインを過剰に摂取すると注意が必要です。1日300mg以上の高摂取では低出生体重児(赤ちゃんが生まれたときに体重が少ない)の発生率が増えたり、妊娠初期の流産リスクが2倍以上に高まるとの報告もあります。
- 妊娠中はカフェイン代謝が遅くなり、胎児はカフェインを分解できません。そのため母体が摂取したカフェインが胎盤を通じて胎児の血液や羊水中にも移行し、長時間残留します。過剰摂取は胎児の発育に影響する可能性があるので注意しましょう。
- 心配な場合は、カフェインレス飲料やハーブティーなどノンカフェインの代替飲料を活用するのも一つの方法です。無理に我慢しすぎてストレスを溜めるより、適量を守りつつ上手に付き合うことが大切です。
妊娠初期にコーヒーや紅茶などカフェイン入りの飲み物を飲んでしまうと、「お腹の赤ちゃんに悪影響があるのでは?」「流産のリスクが高まるって本当?」と不安になる方も多いですよね。妊娠中は食事や飲み物にも気を遣う必要があるため、カフェイン摂取について神経質になる妊婦さんは少なくありません。結論から言えば、妊娠初期でも1日あたり200mg以下の適度なカフェイン摂取であれば胎児への影響を過度に心配する必要はありません。実際、コーヒー約2杯分程度のカフェイン摂取であれば流産や早産のリスクを有意に高めないとする研究が多く、「1日2杯程度までのコーヒーであれば問題ない」とコメントしています。とはいえ「絶対に安全」と言い切れる摂取量には個人差もあり、カフェインの過剰摂取が胎児に悪影響を及ぼす可能性は完全には否定できません。妊娠超初期は特に流産のリスクが高い時期でもあるため、「念のため控えておきたい」と考える方もいるでしょう。
本記事では、産婦人科専門医の視点から妊娠初期のカフェイン摂取による胎児への影響について医学的に詳しく解説します。カフェインを控えるべき理由や安全に摂取するためのポイント、具体的な適量の目安まで、最新のエビデンスに基づきまとめました。正しい知識を身につければ過度に不安を感じずにすみ、妊娠中でもコーヒータイムを上手に楽しむことができるはずです。ぜひ最後まで読み、妊娠中のカフェインとの付き合い方について安心して理解を深めてください。
妊娠初期にはさまざまな体調の変化が現れます。「妊娠初期症状全般」についてまとめた以下の記事も合わせて参考にしてください👇️。
カフェインは胎盤を通過し胎児にも届く
妊娠中は代謝が遅くなる
カフェインは分子量が小さく胎盤を自由に通過して胎児の体内に移行します。妊娠中にお母さんが摂取したカフェインは胎児の血液循環に乗り、羊水中からも検出されることがわかっています。しかし胎児自身はカフェインを分解・代謝することができません。胎児や胎盤にはカフェイン代謝に必要な肝酵素(CYP1A2)が存在しないため、一度胎児がカフェインにさらされると長時間体内に留まります。

さらに母体側のカフェイン代謝能力も、妊娠が進むにつれて遅くなることが知られています。例えば妊娠前にはカフェインの血中濃度が半減するまで数時間だったのが、妊娠後期には通常の2~3倍の時間がかかるとも言われます。つまり妊娠中は同じ量のカフェインを摂っても非妊娠時より長く体内に残留し、その分赤ちゃんも影響を受けやすいのです。このような理由から、妊娠中(特に妊娠初期)はカフェインの摂取量に注意が必要とされています。
妊娠初期のカフェイン過剰摂取で懸念されるリスク
適量のカフェインであれば過度に心配はいりませんが、過剰摂取は胎児や妊娠経過に悪影響を及ぼす可能性があります。以下に、妊娠初期を含む妊娠中のカフェイン摂取に関連して指摘されている主なリスクを挙げます。
低出生体重児(赤ちゃんの体重が少ない)のリスク
カフェインを大量に摂取している妊婦さんは、赤ちゃんが低出生体重で生まれるリスクが高まることが複数の研究で示唆されています。実際、複数の研究結果をまとめたメタ分析では、1日150~300mg以上のカフェイン摂取で低出生体重児のリスクが約1.3~1.6倍に増加したと報告されています。
特に1日300mg以上(コーヒー約3杯相当)習慣的に摂っている場合に有意なリスク増加が認められました。一方、1日100mg未満の少量のカフェイン摂取であればリスク増加はほぼ見られないとも報告されています。
低出生体重になると出生後の合併症リスクが高まる可能性があるため、妊娠中は赤ちゃんの適切な発育のためにもカフェインを摂り過ぎないに越したことはありません。
流産のリスク
妊娠初期の流産(初期妊娠損失)とカフェイン摂取量との関連については、長年にわたり研究が行われています。中には「妊娠初期にカフェインを多く摂ると流産率が上がる」と示唆する結果もあります。例えばスウェーデンで行われた大規模研究では、1日500mg以上(コーヒー5杯以上相当)摂取する妊婦は、カフェインをほとんど摂らない妊婦に比べ流産率が約2.2倍に増加したと報告されています。
さらに興味深いことに、妊娠する前(妊活中)のカフェイン摂取についても影響がある可能性が指摘されています。アメリカNIHの研究によると、妊娠前に夫婦で1日2杯以上のカフェイン飲料を習慣的に飲んでいた場合、妊娠初期の流産リスクが高くなったとの結果が出ています。特に妊娠直前の数週間と妊娠超初期(妊娠7週まで)のカフェイン過剰摂取がリスク因子とされました。
もっとも、カフェイン摂取と流産との関係については研究間でも結論が分かれており議論が続いています。例えば1日200mg程度までのカフェインでは流産リスクに差がないとする研究や、適度なカフェイン摂取量では統計的に有意な関連は見られなかったとの報告もあります。
実際、米国産婦人科学会(ACOG)も「カフェイン摂取と流産リスクに明確な関連は認められないが、200mg/日以下の適度な摂取にとどめること」を推奨しています。したがって、1日1~2杯程度のコーヒーであれば流産を過度に心配する必要はないと言えます。ただし先述のように300mgを超えるような過剰摂取は避けるに越したことはありません。不安な場合はなるべく控えめにし、気になる症状(腹痛や出血など)があれば早めに主治医に相談しましょう。
その他のリスク(早産・死産・胎児発育への影響など)
カフェインの過剰摂取は早産(予定日より早く出生)や胎児の発育遅延、さらには死産のリスクを高める可能性も指摘されています。ただしこれらについても研究結果は一貫しておらず、現時点で明確な因果関係があるとは言えません。
早産については、「妊娠中にカフェインをたくさん摂っても早産率は上がらなかった」とする研究報告もあります。一方で「お茶の摂取で早産リスクがやや増加した」というデータもあり、研究者の間でも意見が分かれています。
死産(胎児死亡)に関しては、世界保健機関(WHO)が「300mg/日以上のカフェイン高摂取は流産や死産のリスクを高める可能性がある」として注意喚起を行っています。
また、カフェインの作用で母体の子宮や胎盤の血管が収縮し胎児への血流が減少する可能性や、胎児の心拍数増加・呼吸促進などの影響も指摘されています。こうした作用は子宮収縮を誘発しやすくしたり、妊娠高血圧症候群のリスクを高める可能性も考えられます。
以上のように、カフェインの大量摂取は妊娠経過にマイナスに働く可能性があります。しかし適量の範囲であれば極端に神経質になる必要はありません。リスクを正しく理解しつつ、「何事もほどほど」に楽しむことが大切です。

妊娠中に大事なことは、「正しい知識をどこから、だれから学ぶのか」です。
正直、クリニックや病院のwebサイトに記載されていいることは結構誤った情報が書いてあります。
レディースクリニックなみなみでは情報が簡単に手に入りやすい世の中だからこそ、正しい情報をしっかりわかりやすく伝えることが本当に大切だと考えています。
妊娠中のカフェイン摂取に関するガイドライン
妊娠中のカフェイン許容量についての公式な指針は国や団体によって若干異なりますが、「1日あたり200〜300mgまで」を目安としているケースがほとんどです。日本において統一的な基準は定められていませんが、いくつかの関連団体が以下のような見解を示しています。
日本助産学会が推奨するカフェイン摂取量の目安
日本助産学会のガイドラインでは非常に細かく、国内、国外のエビデンスをまとめているものの摂取量に関して統一の見解とは示しておらず、現在では「控えることが勧められる」としています。2020年以前のガイドラインでは300mgとされていたものの、300mgに統一するエビデンスもないとの判断から、上記になっています。
日本の 30~39 歳の女性の平均カフェイン摂取量は 213 mg/日である ことも示されています。
厚生労働省が推奨するカフェイン摂取量の目安
厚労省では、妊娠中のカフェイン摂取量について、主に海外のデータを参照しており日本国内のデータを明示してくれていません。世界保健機関(WHO)、英国食品基準庁(FSA)、カナダ保健省 (HC)のデータを参照しています。200から300mgまでを一つの目安としています。
農林水産省が推奨するカフェイン摂取量の目安
農林水産省でも、他国のデータを引用しており、200から300mgまでを一つの目安としています。
以上を総合すると、「1日200mg(コーヒー2杯程度)を目安に、それ以上は控える」というのが妊娠中のカフェイン摂取ガイドラインの共通見解と言えます。実際、前述のように200mg未満の摂取であれば主要なリスクは増えないとのデータが多いため、一つの安心ラインとして**「コーヒーは1日2杯まで」を覚えておくと良いでしょう。逆に言えば200mgを超える量を毎日飲むような習慣はこの期間だけでも見直すことをおすすめします。
なお、緑茶や紅茶、コーラなど他の飲料に含まれるカフェインも合計して考える必要があります。後述するように飲み物によってカフェイン含有量は異なりますので、トータルで200mg前後に収まるよう調整しましょう。

まとめると、1日200mg以下の摂取であればまず安全と思って間違い無いです。
以下に具体的なカフェインの含有量もあげていきますが、コーヒー2杯くらいであれば問題ないです。
食事や生活を制限しすぎることはお母さんにとってストレスでもあるので、そのくらいは楽しんで飲んでも大丈夫です。
正しい知識で妊娠生活を我慢だけするものから、楽しんでするものに変えていきましょう。
妊娠初期でもコーヒーや紅茶は飲んでいい?飲み物別のカフェイン量と上手な付き合い方
「妊娠初期にコーヒーを飲んでも大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、前述のとおり1日2杯までのコーヒーであれば基本的に問題ありません。ここでは、主な飲み物に含まれるカフェイン量の目安と、妊娠中の上手な付き合い方について説明します。

食品・飲み物 | カフェイン量(mg) |
---|---|
コーヒー(1杯150ml) | 60~100 |
紅茶(1杯150ml) | 30~50 |
緑茶(1杯150ml) | 20~30 |
ウーロン茶(1杯150ml) | 20~30 |
コーラ(1本350ml) | 30~50 |
チョコレート(100g) | 20~30 |
エナジードリンク(1本500ml) | 70~150 |
- コーヒー:1杯(約150ml)に含まれるカフェインは約60〜100mgです。
種類や淹れ方によって差はありますが、ドリップコーヒーなら平均80mg程度と考えてよいでしょう。したがって1日2杯まで(約160〜200mg)であれば先述の安全目安内に収まります。妊娠初期にコーヒーを飲んでも、2杯程度までなら過度に心配しなくて大丈夫です。ただしマグカップ大盛りで飲む場合は1杯で100mgを超えることもあるため、量は加減してください。またカフェイン濃度の高いエスプレッソは1ショットで約50~60mgですがダブルで飲むと100mgを超えますので注意しましょう。 - 紅茶・緑茶:紅茶1杯(150ml)に含まれるカフェインは約30〜50mg、緑茶(煎茶)だと約20〜30mgと言われます。
コーヒーよりもカフェイン量が少ないため、紅茶や緑茶なら1日3~4杯飲んでも200mgを超えにくいでしょう。ただし濃いめに抽出するとカフェイン量も増えるため、長時間蒸らしすぎないようにするなど工夫すると安心です。また日本茶に含まれるカフェインはコーヒーより穏やかと言われますが、玉露など一部の高級茶葉はカフェイン含有量が多いので注意してください(玉露100ml中約160mgとコーヒーより多いデータもあります)。いずれにせよお茶類も合計でコーヒー2杯分程度までにとどめるのが無難です。 - コーラ・栄養ドリンク:意外かもしれませんがコーラ飲料にもカフェインが含まれます。
市販のコーラは製品によりますが、缶355ml(12オンス)あたり約30〜50mg程度のカフェインを含有します。一方、栄養ドリンクやエナジードリンク類は1本(缶・瓶)あたり50〜80mg前後のカフェインを含むものが多く見られます。例えば市販エナジードリンク(250ml)の代表例ではカフェイン含有量は80mg程度です。**栄養ドリンク類はカフェインが比較的多い上に、その他興奮作用のある成分も含まれるため妊娠中は控えましょう。**コーラについては1缶程度であれば問題になる量ではありませんが、糖分も多いため飲みすぎには注意が必要です。 - チョコレート・ココア:カカオ由来の食品にも微量ながらカフェインが含まれます。板チョコレート1枚(約50g)にはおよそ20〜30mgのカフェインが含まれます。
ココアやチョコレートドリンク1杯(150ml)では5〜20mg程度とさらにわずかです。食品由来のカフェイン量はごく少ないため、チョコレートを数かけら食べた程度であればまず心配いりません。ただしダークチョコレートなどカカオ分の高いものを大量に食べればそれなりのカフェイン摂取になりますので、極端な過食は控えましょう。またコーヒーやお茶とチョコレート菓子を一緒に摂ると合計カフェイン量がかさむ点には留意してください。
以上のように、妊娠中もカフェインと上手に付き合えば好きな飲み物を楽しむことができます。「絶対ダメ」と萎縮する必要はありませんが、「毎日がぶがぶ飲むのは避け、量と回数を決めて控えめに」を心がけましょう。目安としてはコーヒーなら1日2杯まで、紅茶や緑茶なら計4~5杯までにしておけば、まず問題なく過ごせるはずです。
カフェインを控えたいときの工夫|ノンカフェイン飲料の活用
「やっぱり胎児への影響が気になるからできるだけカフェインは避けたい…」という場合は、ノンカフェインの飲み物を上手に取り入れてみましょう。最近では妊婦さん向けにカフェインレスコーヒー(デカフェ)やノンカフェインのお茶も種類が豊富に揃っています。以下は妊娠中におすすめの代替飲料の一例です。
- カフェインレスコーヒー:カフェインを99%程度除去(あくまで100%除去ではないです)したコーヒーです。風味は通常のコーヒーとあまり変わらず、リラックスタイムにぴったりです。どうしても「コーヒーをもう一杯飲みたい!」というときはデカフェに切り替えると安心感があります。
- ノンカフェインのお茶類:麦茶やルイボスティー、タンポポコーヒー(たんぽぽ茶)などはカフェインゼロで妊婦さんにも人気です。麦茶はクセがなく水分補給にも適しています。ルイボスティーは鉄分やミネラルも含まれ、妊娠中のハーブティーとして定番です(ノンカフェインですが抗酸化作用があります)。タンポポコーヒーはノンカフェインながらコーヒー風味で、カフェオレにすると香ばしく満足感があります。
- その他の工夫:温かいミルクやほうじ茶、ゆず茶などカフェインを含まない飲み物をレパートリーに加えるのも良いでしょう。妊娠中は冷たい飲み物より体を冷やさないホットドリンクがおすすめです。どうしても緑茶が飲みたいときはカフェイン少なめのほうじ茶や玄米茶にしたり、紅茶ならミルクティーにしてカフェイン濃度を薄めるという手もあります。また一度に飲む量を減らし少しずつ楽しむ(マグカップではなく小さいカップで飲む等)工夫でもカフェイン摂取量は大きく変わります。
このように無理のない範囲で工夫していけば、ストレスを感じることなくカフェイン摂取をコントロールできます。「カフェインを完全に断たなきゃ…」と追い詰めすぎず、代替手段を上手に使いながらリラックスすることも妊娠中は大切です。
妊娠中のカフェイン摂取に関するよくある質問
妊娠中におすすめのカフェインレス飲料は?
麦茶、ハーブティー(一部を除く)、カフェインレスコーヒーなどが選択肢として挙げられます。
カフェインを含む食品ってあるの?
基本的にカフェインの入った飲料の成分が入った食品と思っていただいて間違い無いです。
コーヒー、チョコレート、紅茶などが入った食品はカフェインが含まれています。
まとめ|妊娠初期のカフェイン摂取は適量を守れば過度に心配しなくてOK
妊娠初期を含め、妊娠中のカフェイン摂取は適量さえ守れば過度に恐れる必要はありません。世界的にも「1日200mg程度までなら胎児への明確な悪影響は認められない」という見解が主流です。
妊娠中は何かと制限が多く、不安も感じやすいですが、正しい知識に基づいて上手に工夫すれば「我慢」ばかりではなく「楽しみ」ながら乗り切ることもできます。カフェインとうまく付き合い、リラックスできる時間も取り入れつつ、健康的なマタニティライフを過ごしてくださいね。
レディースクリニックなみなみでは妊娠中の栄養相談も行っています。「コーヒーを飲みすぎてしまったけど大丈夫?」「他に気を付けるべき食事はある?」など不安な点があれば、お気軽にご相談ください。妊婦さんと赤ちゃんの健康を第一に考え、専門医が適切なアドバイスをいたします。正しい情報を味方につけて、安心して楽しい妊娠生活を送りましょう。
レディースクリニックなみなみの妊婦健診のページ 産科外来を予約する妊娠初期全体の症状や流れを把握しておくことも不安解消に役立ちます。「妊娠初期症状のまとめ記事」で全体像に目を通しておきましょう👇️。

執筆者兼監修者プロフィール
東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- FMF認定超音波医
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特に日本人はカフェイン代謝が日本人の約4割は代謝が速いタイプとされています。代謝が早いと大丈夫と思いがちですが、全く逆でカフェイン代謝の速いタイプの方が悪い影響が出ることがわかっています。カフェインの代謝物質であるパラキサンチンという物質が胎児の成長を妨げるのではないかとされています。