
執筆者兼監修者プロフィール
東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- FMF認定超音波医
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子宮内フローラ検査という言葉は、妊活で耳にすることが多いですが、実際にどういうものなのか、妊娠出産にどう影響するのかわかりにくいものです。
子宮内フローラは子宮内の細菌叢(さいきんそう)を指し、細菌の種類や割合によって妊娠に影響を及ぼすことがわかっています。
本記事では、子宮内フローラ検査がどういったものなのか、具体的に妊娠出産にどのような影響があるのか解説します。
妊活中の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
子宮内フローラとは?
子宮内フローラとは、子宮内に存在する細菌の集合体のことを指します。かつては子宮内は無菌状態だと考えられていましたが、近年の研究により、様々な種類の細菌が子宮内に存在することが明らかになってきました。 これらの細菌は、互いに複雑に作用し合い、子宮内の環境を形成しています。
子宮内フローラの多くは善玉菌のラクトバチルスが占める
健康な子宮内フローラでは、ラクトバチルス属の細菌が優勢を占めています。 ラクトバチルスは善玉菌として知られ、子宮内のpHバランスを維持したり、有害な細菌の増殖を抑えたりする役割を担っています。 このバランスが、子宮内環境の健康を保つ上で非常に重要です。
子宮内フローラの役割と重要性
子宮内フローラは、子宮内の健康維持に重要な役割を果たしています。具体的には、以下の様な働きがあります。
役割 | 詳細 |
---|---|
pHバランスの維持 | ラクトバチルスなどの善玉菌が産生する乳酸によって、子宮内を弱酸性(pH4.0〜4.5の間)に保ち、有害菌の繁殖を防ぎます。細菌性膣炎や尿路感染症などの生殖器系トラブルも予防します。 |
免疫機能の調整 | 子宮内膜の免疫環境を整え、受精卵の着床を促進し、妊娠の継続をサポートします。 |
受精後の胎児保護 | 善玉菌が優勢な環境を作ることで、胎児を感染症から守ります。 |
子宮内フローラが乱れる原因
様々な要因が子宮内フローラの乱れを引き起こします。 主な原因としては、以下のものが挙げられます。
原因 | 詳細 |
---|---|
過度な洗浄 | ラクトバチルス菌の減少、酸性環境の破壊が起こってしまいます。 |
抗生物質の乱用 | 抗生物質は、有害菌だけでなく、善玉菌も殺してしまうため、子宮内フローラのバランスを崩す可能性があります。 |
生活習慣の乱れ | 女性ホルモンの分泌低下によって腟内フローラのバランスが崩れます。 |
ストレス・披露 | 強いストレスは、自律神経のバランスを崩し、免疫機能を低下させるため、子宮内フローラの乱れにつながることがあります。 |
感染症 | 性感染症や他の感染症は、子宮内フローラのバランスを著しく崩す可能性があります。 |
これらの要因が複雑に絡み合い、子宮内フローラのバランスが崩れると、様々な婦人科疾患や不妊につながる可能性があります。 そのため、日頃から健康的な生活習慣を心がけることが重要です。
腟内フローラと子宮内フローラはどう違うの?
腟内フローラは腟内に存在する微生物叢(そう)で、主に乳酸菌が優勢です。乳酸菌は酸性環境を作り、病原菌の侵入を防ぐバリアとして機能します。一方、子宮内フローラは子宮内膜に存在し、微生物の量は腟内よりは少なく、腟内よりも若干中性に近い環境で妊娠維持や着床に影響を与えるとされています。腟内フローラは感染防御の最前線であり、子宮内フローラはその奥で妊娠成功に関与する点が大きな違いです。両者は密接に関連し、腟内フローラの乱れは子宮内フローラや上行感染に影響を及ぼし、不妊や流産のリスクを高める可能性があります。
子宮内フローラ検査とは何か?
子宮内フローラ検査で何が分かる?
子宮内フローラ検査は、子宮内に存在する細菌叢(フローラ)の組成を調べる検査です。具体的には、検体から採取された細菌の種類や割合を分析することで、子宮内の環境状態を把握します。検査の結果から、ラクトバチルスなどの善玉菌と、他の細菌とのバランスがわかります。良好な状態であれば、ラクトバチルスが優勢であることが一般的です。
この検査を通じて、子宮内環境の善し悪しを客観的に評価することが可能になります。 妊娠を希望する女性にとって、子宮内環境は非常に重要であり、この検査は妊娠の成功率に影響を与える可能性のある要因を早期に発見する手助けとなります。
項目 | 検査でわかること |
---|---|
細菌の種類 | ラクトバチルス、ガードネレラ、マイコプラズマなど、様々な細菌の種類とその存在量 |
細菌のバランス | 善玉菌と悪玉菌の割合、細菌叢の多様性 |
妊娠への影響
子宮内フローラは、妊娠に大きく影響を及ぼすことが示唆されています。ラクトバチルスなどの善玉菌が優勢な状態は、妊娠しやすい環境であると考えられています。一方、悪玉菌が増加したり、菌のバランスが崩れた状態は、着床不全や流産のリスクを高める可能性があります。 具体的には、炎症を引き起こしたり、精子の生存率を低下させたり、受精卵の着床を阻害したりする可能性が指摘されています。
ただし、子宮内フローラと妊娠成功率の関連性については、まだ研究段階であり、明確な因果関係が完全に解明されているわけではありません。
不妊治療との関係性
原因不明の不妊や、着床不全、反復流産を経験されている方において、子宮内フローラ検査は重要な役割を果たす可能性があります。 検査結果に基づいて、子宮内環境の改善を図ることで、妊娠の可能性を高めることができる場合があります。 具体的には、抗菌薬の投与や、プロバイオティクスの摂取などが行われることがあります。 不妊治療においては、子宮内フローラ検査の結果を、治療方針を決定する際の重要な情報として活用されます。
検査でわかる細菌の種類とバランス
子宮内フローラ検査では、様々な種類の細菌が検出されます。代表的なものとして、善玉菌であるラクトバチルスと、悪玉菌とされるガーネレラ、マイコプラズマなどが挙げられます。検査では、これらの細菌の種類と、それぞれが占める割合が数値化されて示されます。 ラクトバチルスが優勢であれば良好な状態、他の細菌が優勢であったり、多様な細菌が混在していたりする場合は、子宮内環境のバランスが崩れている可能性が示唆されます。 このバランスを評価することで、妊娠の成功率に影響を与える可能性のある問題点を特定することができます。
検査結果の解釈は専門医が行いますが、数値だけでなく、全体のバランスを総合的に判断することが重要です。
子宮内フローラ検査の費用と保険適用
検査費用の相場
子宮内フローラ検査は、保険適用外のため、自費診療となります。そのため、検査費用はクリニックによって異なりますが、相場は40,000円~60,000円程度とされています。 一部のクリニックでは、この金額を下回る場合や上回る場合もありますので、事前に各医療機関に確認することをお勧めします。
項目 | 費用例 | 備考 |
---|---|---|
子宮内フローラ検査 | 40,000円~60,000円 | クリニックでの検査のみ |
腟内フローラ検査 | 10,000円~20,000円 | 郵送の検査も可能だが正確性の問題あり |
保険適用となるケース
現状、子宮内フローラ検査は保険適用外です。特定の疾患に関連して検査を行う場合でも、保険適用となる可能性はないと考えてください。
先進医療に認定されている
子宮内細菌叢検査(子宮内フローラ検査)の先進医療適応は以下の通りです:
- 不妊症(これまで反復して着床・妊娠に至らないものに限る)
- 慢性子宮内膜炎疑い
- 難治性細菌性腟症
- 反復流産
具体的には、以下のような症例が対象となります:
- 過去に2回以上胚移植を行ったが妊娠判定が陰性である場合
- 過去に2回以上の流産経験がある場合
- 細菌性腟症の難治症例
- 子宮鏡検査にて慢性子宮内膜炎が疑われる場合
この検査は2022年6月30日に先進医療Aとして公示され、適応となる患者は先進医療として受けることができるようになりました。
先進医療に対応する保険に加入中の方は保険会社に問い合わせてみてください。
子宮内フローラ検査の方法と流れ
検査を受ける際の流れ
子宮内フローラ検査は、子宮内の細菌叢を調べる検査です。検査方法は医療機関によって多少異なりますが、一般的な流れは以下のとおりです。
ステップ | 内容 |
---|---|
1. 診察 | 医師による問診と内診が行われます。検査に関する説明を受け、同意書に署名します。生理周期や健康状態などを確認し、検査の可否や最適な時期を判断します。 |
2. 検体採取 | 子宮頸管粘液を採取する方法も用いられます。採取方法は、専用の細い管(メドジンピペット)を使用します。 多くの場合、麻酔は使用せずに行われますが、痛みを感じる可能性もあります。 所要時間は数分程度です。 |
3. 検査 | 採取した検体は、専門の検査機関に送られ、細菌の種類や割合を分析します。PCR法などの遺伝子検査が用いられることが多いです。 |
4. 結果説明 | 検査結果が出たら、医師から詳しい説明を受けます。結果に基づいて、今後の治療方針や生活習慣の改善策などが提案されます。 |
痛みや合併症のリスク
子宮内フローラ検査は、子宮内膜を採取する際に、多少の痛みや出血を感じる可能性があります。しかし、多くの場合、痛みは軽度で、麻酔を使用せずに実施されます。 ただし、個人差がありますので、心配な方は事前に医師に相談しましょう。
合併症としては、感染症のリスクが考えられます。しかし、適切な滅菌処置が行われるため、合併症の発生率は非常に低いです。ただし、検査後、発熱や下腹部痛などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関に連絡することが重要です。
検査を受ける上での注意点
子宮内フローラ検査を受ける際には、以下の点に注意しましょう。
- 生理中や生理直後は検査ができない場合があります。検査の時期については、医師の指示に従いましょう。
- 検査前には、医師の指示に従って、膣洗浄や性行為を控える必要がある場合があります。
- 検査前に服用している薬がある場合は、医師に必ず伝えましょう。
- 検査結果には個人差があり、必ずしも妊娠を保証するものではありません。結果を踏まえた上で、医師と相談しながら治療を進めていきましょう。
子宮内フローラ検査を受けるタイミング
生理周期との関係
子宮内フローラ検査は、月経周期の7日目から24日目の間に実施することができます。ただし、最も適した時期は月経12日目から13日目頃とされています。この時期は排卵期に当たり、子宮内環境を最も正確に反映すると考えられています。
- 検査は月経中には行えません。月経が完全に終わってから実施する必要があります。
- 検査周期は避妊周期となるため、妊娠を期待する周期(タイミング周期、人工授精周期、胚移植周期)には実施できません。
- 検査時に不正出血がある場合は、検査を行うことができません。
年齢との関係
年齢も子宮内フローラ検査を受けるタイミングを考える上で重要な要素です。年齢を重ねるごとに、卵子の質や子宮内膜の状態が変化するため、妊娠率に影響を与える可能性があります。特に、35歳以上、40歳以上の妊活をされている方は、早めの検査が推奨されます。 年齢が高いほど、妊娠の成功率を上げるために、子宮内環境の改善がより重要になるためです。
昨今プレコンセプションチェックの一貫でフローラの検査をする意義も大きいとレディースクリニックなみなみでは考えています。
反復流産・反復着床不全の方
反復流産や反復着床不全を経験されている方は、子宮内フローラの乱れが原因である可能性があります。これらの症状を経験されている方は、妊娠を計画する前に子宮内フローラ検査を受けることを強くお勧めします。 検査結果に基づいて適切な治療を行うことで、妊娠率の向上に繋がる可能性があります。
最適なタイミングとは?
最適なタイミングは、個々の状況によって異なります。妊娠を希望する時期、年齢、既往歴(流産歴など)、不妊治療の状況などを考慮して、医師と相談の上、検査を受けるタイミングを決定することが大切です。 検査結果を踏まえた上で、治療方針や生活習慣の改善策などが決定されます。 検査自体はそれほど複雑なものではなく、採取方法も比較的簡便です。しかし、結果の解釈やその後の治療計画は医師の専門知識が必要となるため、必ず医療機関を受診してください。
子宮内フローラ検査の結果の見方
良好な状態とは?
子宮内フローラ検査の結果は、子宮内に存在する細菌の種類とその割合によって評価されます。良好な状態とは、乳酸菌の一種であるラクトバチルスが優勢で、他の細菌が少量しか存在しない状態です。具体的には、ラクトバチルスの割合が90%以上であることが、多くの研究で妊娠率が高いと報告されています。 この状態では、子宮内環境が酸性となり、有害な細菌の増殖が抑制され、妊娠しやすい状態が保たれていると考えられます。
しかし、ラクトバチルスの割合が90%未満であっても、必ずしも妊娠できないとは限りません。他の細菌の種類や割合、個人の体質など、様々な要因が妊娠に影響するためです。検査結果を正確に解釈し、適切なアドバイスを得るためには、医師との相談が不可欠です。
子宮内フローラの状態を改善する方法
子宮内フローラを改善し、妊娠しやすい環境を作るためには、いくつかの方法があります。ここでは、効果的な3つのアプローチを解説します。
①:食生活や生活習慣の改善
子宮内フローラは、腸内フローラと密接に関連していると考えられています[1, 2]。そのため、腸内環境を整えることが、子宮内環境の改善にも繋がると言われています。具体的には、以下の点を意識しましょう。
改善ポイント | 具体的な方法 |
---|---|
バランスの良い食事 | 食物繊維、発酵食品、オリゴ糖を多く含む食品を積極的に摂取しましょう。反対に、糖質や脂質の多い食事は控えましょう。 |
規則正しい生活 | 睡眠不足や不規則な生活は、腸内環境を悪化させる可能性があります。質の高い睡眠を確保し、生活リズムを整えましょう。 |
適度な運動 | 適度な運動は、腸内環境の改善に効果的です。無理のない範囲で、継続的に運動を行いましょう。 |
ストレス軽減 | ストレスは、腸内環境だけでなく、子宮内環境にも悪影響を及ぼします。ストレスを溜め込まないように、趣味やリラックス方法を見つけることが大切です。 |
禁煙・節酒 | 喫煙や過剰な飲酒は、腸内環境を悪化させるだけでなく、妊娠にも悪影響を及ぼす可能性があります。 |
②:抗生物質の使用
子宮内フローラが著しく乱れている場合、フローラをリセットする意味合いで、医師の判断により抗生物質を使用することがあります。しかし、抗生物質は善玉菌も殺してしまうため、安易な使用は避け、医師の指示に従うことが重要です。抗生物質の使用後は、善玉菌を補うための処置が必要となる場合もあります。
③:ラクトバチルスの摂取
子宮内フローラにおいて、ラクトバチルス属の乳酸菌(善玉菌)が90%以上を占める状態が理想的とされています。ラクトバチルスを摂取することで、子宮内フローラのバランスを整える効果が期待できます。ラクトバチルスを摂取する方法は、以下の通りです。
摂取方法 | 具体的な方法 | 注意点 |
---|---|---|
ヨーグルトなどの発酵食品 | 市販のヨーグルトや、自家製ヨーグルトなどを摂取しましょう。 | ラクトバチルスの種類や含有量を確認しましょう。 |
サプリメント | ラクトバチルスを含むサプリメントを摂取するのも有効です。 | 医師や専門家と相談の上、適切なサプリメントを選びましょう。 |
子宮内フローラ検査に関するQ&A
検査はどこで受けられる?
子宮内フローラ検査は、全ての医療機関で実施されているわけではありません。不妊治療専門のクリニックや、子宮内フローラ検査に対応した設備を持つ医療機関で受けることができます。検査を希望する場合は、事前に医療機関に問い合わせて、検査の実施状況や費用、予約方法などを確認する必要があります。Varinos社の子宮内フローラ検査プログラムシステムを利用している医療機関も増加傾向にあります。
子宮内フローラの検査は痛い?
子宮内フローラ検査は、子宮頸管から綿棒やピペットを用いて検体(子宮内腔液や腟内擦過物)を採取します。そのため、多少の不快感を感じる可能性はありますが、多くの場合、痛みはほとんどありません。ただし、個人差がありますので、心配な場合は医師に相談しましょう。
子宮内フローラの改善に市販のサプリは有効?
子宮内フローラの改善に効果があるとされる市販のサプリメントもありますが、その効果には個人差があり、科学的に証明されているものばかりではありません。また、摂取する際には、製品の成分や安全性、摂取方法などを十分に確認し、医師や専門家への相談も必要です。自己判断での摂取は避け、医療機関の指導のもとで行うことが望ましいです。
子宮内フローラの改善にはどれくらいの期間が必要?
ラクトバチルス摂取による効果を実感するまでの期間は、個人差が大きく、摂取方法や量、体質などによって異なります。数週間で効果を実感する人もいれば、数ヶ月かかる人もいます。また、ラクトバチルス単体ではなく、他の乳酸菌との相乗効果も期待できるため、ビフィズス菌など他の菌との併用も検討してみましょう。 効果を実感できない場合でも、すぐに諦めずに継続することが大切です。効果がない場合は、摂取方法を見直したり、医師に相談したりすることをお勧めします。
妊娠を考えたらラクトバチルスはいつから摂取するのが良い?
子宮内フローラの改善に必要な期間は、個々の状態や生活習慣、治療方法によって大きく異なります。数週間で改善がみられる場合もあれば、数ヶ月かかる場合もあります。継続的な改善努力と、定期的な検査によるモニタリングが重要です。医師の指導に従い、根気強く取り組むことが大切です。
まとめ:子宮内フローラ検査など妊活のご相談はレディースクリニックなみなみまで
本記事では、子宮内フローラ検査について、その概要から検査方法、結果の見方、そして改善策まで詳しく解説しました。子宮内フローラは妊娠や不妊に深く関わっており、その状態を知ることは、妊娠を希望する女性にとって非常に重要です。
検査によって、子宮内の細菌の種類やバランスが明らかになり、妊娠しやすい環境かどうかを客観的に評価することができます。結果が良好でない場合は、食生活や生活習慣の改善、抗生物質の使用、ラクトバチルスの摂取など、様々な改善策が考えられます。
妊娠を希望する方、不妊治療中の方、または子宮内フローラの状態に不安のある方は、一度子宮内フローラ検査を受けてみることをおすすめします。早期に問題を発見し、適切な対策を取ることで、妊娠しやすい身体づくりに繋がる可能性があります。
より詳しい情報や、検査に関するご相談は、信頼できる医療機関にご相談ください。当記事が、皆様の健康管理の一助となれば幸いです。
妊活について詳しく相談したい方は、下記リンクからレディースクリニックなみなみにご相談ください。
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東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
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もともと子宮内は無菌だと考えられていましたが、昨今子宮内にもフローラがあることがわかり(▶参考)不妊との関連性で注目されるようになり、子宮内、腟内ともにフローラを良い状態に維持することがインナーケアとして非常に大事という事がわかってきたのです。