執筆者兼監修者プロフィール
東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- FMF認定超音波医
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つわりの飲み薬「ボンジェスタ」を処方された方、処方を考えている方から多いご質問は「どう飲むのか」「どんな副作用があるのか」「妊娠何週から使えるのか」の3つです。この記事では、米国で承認されている添付文書の内容をもとに、飲み方と注意点をまとめます。実際の飲み方は、診察した医師の指示に従ってください。
ボンジェスタはどんな薬か
ボンジェスタは、抗ヒスタミン薬のドキシラミンコハク酸塩と、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)を組み合わせた飲み薬です。米国ではFDA(米国食品医薬品局)に、妊娠中の吐き気・嘔吐の治療薬として承認されています。日本では医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医薬品で、医師の判断で個人輸入したものを自費で処方します。
飲み方の基本
ボンジェスタは成分がゆっくり溶け出すように作られた錠剤です。米国の添付文書では、空腹時に水で飲み、錠剤を割ったり、かんだり、砕いたりしないこととされています。1日に飲む量と時間帯は、症状に合わせて医師が決めます。自己判断で量を増やさないでください。
妊娠何週から使えるか
つわりの症状が出ている妊娠初期からご相談いただけます。使えるかどうかと飲む期間は、妊娠週数・症状の強さ・ほかに飲んでいるお薬をうかがって医師が判断します。つわりが落ち着いてきたら、やめ方も医師と相談してください。
主な副作用と注意点
主な副作用として、眠気、めまい、口の渇き、便秘などが報告されています。眠気が出ることがあるため、服用中は車の運転や危険を伴う機械の操作を避けてください。ほかの抗ヒスタミン薬、睡眠薬、咳止め、アルコールと一緒にとると眠気が強くなることがあります。いま飲んでいるお薬やサプリメントは、診察のときにすべてお知らせください。
海外の臨床試験や使用経験で、胎児への影響について大きな問題は報告されていません。ただし、すべての方に影響がないことを保証するものではありません。未承認医薬品のため、万一重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
薬を飲んでも受診したほうがよいとき
水分がほとんどとれない、体重が大きく減っている、尿が少ない・立ちくらみがするなどの症状がある場合は、妊娠悪阻(重いつわり)の可能性があります。飲み薬だけで様子をみず、来院して診察を受けてください。症状の目安はつわり(悪阻)外来のページをご覧ください。
当院での処方について
当院では、ビデオ・電話のオンライン診療でボンジェスタのご相談を受けています。当院で妊婦健診を受けている方は、健診の際にご相談いただくこともできます。料金・処方の流れはボンジェスタ(つわりの飲み薬)のページをご覧ください。
執筆者兼監修者プロフィール
東大産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院、東大病院など複数の病院勤務を経てレディースクリニックなみなみ院長に就任。
資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- FMF認定超音波医
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参考文献
- Bonjesta (doxylamine succinate and pyridoxine hydrochloride) prescribing information, U.S. FDA


