インティマレーザー

• 尿漏れ
• 腟の乾燥感や違和感、痛み
• 骨盤臓器が下がる、脱出する
• 腟の緩み、お湯漏れ
• 外陰部の黒ずみ

• 生活指導（体重減少など）
• 骨盤底筋訓練
• 薬物治療（漢方薬など）

インティマレーザー:
腟内や尿道にレーザーを照射することによりコラーゲン生成が誘発され粘膜がふっくらとし、腟壁を厚くし、尿道支持を強固にするため、尿失禁に効果的です。
具体的には、レーザーにより尿道の後ろ側である腟壁の厚みが増すため支えを強化することができ、尿道が傾く尿道過可動を改善させます。

尿道裏の腟壁が厚みを増す

さらには、尿道内に照射することにより広がっていた尿道の奥（内因性括約筋不全）が引き締まります。

これらの効果によって尿漏れが改善していきます。
治療回数の目安:3〜4回（1〜2ヶ月の間隔で）

• 外陰部スキンケア
• 性交渉時の潤滑剤の使用
• 女性ホルモン剤の腟内投与及び全身投与

インティマレーザー:
インティマレーザーを腟内及び尿道に照射させることにより、尿道粘膜や腟粘膜・筋層にコラーゲンの増生を促進し、若返らせ、腟の乾燥感や痛み、違和感に対応します。
治療回数の目安:2〜3回（1〜2ヶ月の間隔で）

• 生活習慣の改善（体重減少）
• 骨盤底筋トレーニング
• ペッサリー（腟内に挿入し、脱出した臓器を支えるデバイス）

レーザー治療（インティマレーザー）:
腟壁が厚くなるため尿道支持を強固にすることができ、膀胱が下がってくるような膀胱瘤には効果的である可能性があります。
子宮が下がってくるものに対しては効果が不十分な可能性があります
治療回数の目安:4回以上（間隔はそれぞれ異なる）

• 大体の治療回数の目安を決めます。
• オンラインで問診票を記入していただきます。

1. 尿検査を行い、腟内のpHを測定します（尿もれ、GSM、臓器脱の方のみ
2. 看護師から説明を行います
3. 内診台で準備します（15分）
   腟の奥の方は熱や痛みは感じにくいですが、腟の入り口付近は熱に敏感なため、レーザー治療前に麻酔クリームを塗って約15分馴染ませます。
4. 専用のアプリケーター（筒のようなもの）を腟内に挿入し、腟内及び外陰部にレーザーを360度全自動照射します。(10分～15分程度)
5. 外陰部（照射部位）を冷やします。
6. 終了です。お会計をしてお帰りください。

• ３日間はタンポンの挿入、性交渉は控えてください。
• しばらくはおりものが増えたり、痛みが続くことがあります。一過性に切迫性尿失禁のような症状が5%くらいあると言われています。

• 人によって異なりますが、1〜2ヶ月ごとに施術を受けます。
• 施術毎に医師による簡単な面談を行いますが、全ての施術予定が終わった1-2ヶ月後に再度医師による診察を行い、今後の方針を相談します。