レディースクリニック なみなみ

NIPT(新型出生前診断)

当院の診療内容は全て医師が監修しております。

クリニックなみなみ 院長 叶谷愛弓

執筆者兼監修者プロフィール

レディースクリニックなみなみ
院長 叶谷愛弓
総監修者について詳しく見る 

東京都内でNIPT(新型出生前診断)をご検討の方へ。
当院は日本医学会認定の「NIPT認証施設」として、安心・丁寧で価格も受けやすく、手厚いサポートを提供しています。
検査の不安に寄り添い、ご夫婦にとって納得のいく選択をお手伝いします。

当院レディースクリニックなみなみ(東京都目黒区)は、NIPTを安心して受けていただける認証施設(認可施設)です。日本医学会から認定を受け、日本赤十字社医療センター(東京)と連携したNIPT実施医療機関として、十分な経験を持つ産婦人科専門医がカウンセリングから検査後のフォローまで一貫対応いたします。NIPTを受けるにあたって感じる「費用はどのくらい?いつ受ければいいの?どこで受けるべき?」といった疑問や不安を解消できるよう、当院ではわかりやすく親身な説明を心がけ、妊婦さんとご家族の心理に寄り添ったサポートを提供しております。東京都内でNIPTをご検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。

NIPT(新型出生前診断)」は、妊娠10週以降に母体の血液検査だけで胎児の染色体異常のリスクを調べられる先進的な検査です。採血による非侵襲的な検査のため母体や赤ちゃんへのリスクがなく、ダウン症候群(21トリソミー)をはじめ18トリソミー・13トリソミーなど主要な染色体異常の可能性を高精度にスクリーニングできます。結果は妊娠初期のうちに判明するため、万が一赤ちゃんに異常のリスクが見つかった場合でも早期から心の準備や対応策を検討することが可能です。一方で、NIPTはあくまで確定診断ではなくスクリーニング検査であり、陽性(高リスク)結果の場合は追加の確定検査(羊水検査等)が必要になります。そのため「受けるか迷う…」というお気持ちは自然なことであり、ご夫婦でメリットと限界を理解した上で検討いただくことが大切です。

当院のNIPTの特長

① 日本医学会認定のNIPT実施施設で安心

当院は日本医学会が認定するNIPT実施医療機関(認証施設)です。認証施設は厳しい基準をクリアした施設であり、専門ではない医師しかいないような非認可施設とは異なり、産婦人科専門医が常駐して十分な説明と対応ができます。また、当院は日本赤十字社医療センター(広尾)と連携して検査を実施しており、万一陽性判定が出た場合も速やかに高次医療機関での確定検査や治療に繋げられる体制です。認定施設だからこそ、検査前後の手厚いフォローと信頼できるサポートで安心して検査を受けていただけます。

当院でのNIPT検査受診後に万が一精密検査が必要になった場合でも、しっかり検査の説明をさせていただきます。
また精密検査は羊水検査を行うことになりますが、検査費用も当院が負担して行いますので患者さまは安心して最後まで検査を受けられます。採血してそれで終わりにしない点が一番大切だと考えています。

② 小児科専門医とも連携し不安を徹底サポート

出生前診断の結果次第では「この先どうしたらいいのだろう…」と不安になることもあるかもしれません。当院では出生前検査の相談を受けられる小児科専門医と連携しており、必要に応じて小児科医から専門的なアドバイスやお話を伺える機会を提供しています。実際に染色体異常を持つお子さんを診療している小児科医の話を聞くことで、「陽性だったらどうしよう…」という不安を少しでも和らげ、検査後の選択について冷静に考える助けとなります。産婦人科だけでなく小児科とも連携した当院独自のサポート体制で、検査前後のあらゆる不安に寄り添います。

③ 丁寧な事前カウンセリングとパートナー同席可

NIPTは検査前の十分な説明・カウンセリングが欠かせません。当院では検査を担当する産婦人科医が検査の意義・限界、分かること・分からないこと、陽性時の対応策まで丁寧にご説明します。妊婦さんお一人で悩みを抱え込まないよう、パートナーの同席も大歓迎です。ご夫婦一緒に説明を聞いていただき、疑問や不安はその場で遠慮なくご相談ください。カウンセリング後に「本当に受けるべきか」を改めて考えていただく時間も設けますので、無理に検査を勧めることはいたしません。「受けなければ良かった…」という後悔がないよう、納得いただいた上で検査に進めるよう全力でサポートいたします。

NIPTは非認可施設では認定されていない検査項目も調べる場合があります。一見、検査項目が多いことはメリットにしか感じないですが、認定されていない検査項目は検査の精度が不十分で陽性だった場合の判断に困ってしまう場合もあります。なぜ各学会が認定施設での検査を進めているかにはしっかり理由があるのです。

④ 初期胎児超音波検査との組み合わせで万全

NIPTで調べられるのは特定の染色体数の異常に限られます。超音波検査でないと発見できない胎児の異常も多数あります。当院ではご希望に応じて妊娠初期の胎児精密超音波検査も同日に受けていただけます。超音波検査では無脳症や重大な心臓の奇形など染色体異常と無関係な構造異常を妊娠12〜14週頃の段階で確認することが可能です。NIPTと超音波の両方を組み合わせることで検査精度がさらに高まり、より安心感を得られるため当院ではセット受検をおすすめしています。超音波検査は胎児の様子を画像で確認できるため、「赤ちゃんが元気に動いている姿を見て安心できた」というお声も多数いただいています。

当院ではNIPTは産婦人科専門医が診察を行います。当院でのNIPTにはスクリーニングエコーはセットでついていますので心拍の確認や無脳症の確認などそもそもNIPTを行うべきなのかということはあらかじめチェックしてからNIPTを行っていただきます。スクリーニング無しでのNIPTだとそもそもNIPTの適応がない場合(直接羊水検査などを行ったほうがいい場合など)は金額が無駄になってしまいます。

⑤ 他院で健診中でもOK、完全予約制でスムーズ

当院のNIPTは、現在他の病院で妊婦健診を受けている方でもご利用可能です。かかりつけの産院からの紹介状は不要ですので、まずはお気軽にお問い合わせください(妊婦健診で異常の指摘を受けて紹介状をお持ちの場合はご持参ください)。検査は完全予約制で承っており、待ち時間なくプライバシーに配慮した環境で受検いただけます。妊婦健診を当院で受けていない方も遠慮なくお越しいただけるよう、スタッフ一同丁寧に対応いたします。

検査対象・受診タイミング

◆対象となる方

基本的に年齢を問わず全ての妊婦さんがNIPTを受けられます。以前は35歳以上の高齢妊娠に限定されていましたが、現在は年齢制限はなく、染色体疾患の不安がある方はどなたでも希望すれば検査可能です。妊娠週数が進んでから異常が見つかるよりも、早い段階で情報を得たいと考える方にとって有意義な検査です。ただし、NIPTの意義を正しく理解しご納得いただくために、検査前後の遺伝カウンセリング受講が必須となります(当院で手配します)。また、双子を妊娠中の方でも検査可能です(結果の解釈が単胎よりやや複雑になりますが、検査精度自体は同等とされています)。

◆受診できる時期

妊娠10週0日以降から検査可能です。目安として妊娠3ヶ月(10週)に入れば受けられますが、当院では赤ちゃんの心拍が確認できた後での実施となります。なお検査可能な上限週数はおよそ妊娠18週前後までですが、結果が判明するまで約2週間かかることを踏まえると、できるだけ妊娠10〜16週頃までの受検をおすすめしています。あまり早すぎる時期(10週よりも前)に受けると、陽性時に確定検査(羊水検査)が受けられる16週まで長く待つ必要がある上に、偽陰性の可能性も高くなります。一方、妊娠後期に近づくほど万が一異常があった際の選択肢が限られてしまいます。ご都合と心理的負担の両面を考慮しつつ、妊娠初期の適切なタイミングで計画しましょう。

◆その他

当院で妊婦健診を受けていない方もNIPTのみ受検可能です。予約時に妊娠週数をお知らせいただき、来院の際は母子手帳(母子健康手帳)をご持参ください(妊娠週数やこれまでの経過を確認するため)。現在通院中の産科がある場合は、NIPT受検について担当医に共有いただくと今後の連携がスムーズです。なお、羊水検査など確定検査は当院では実施しておりませんが、必要時には提携先病院へ迅速にご紹介いたしますのでご安心ください。

検査の流れ

※当院のNIPTは完全予約制です。 検査をご希望の際は事前にご予約をお願いいたします。ここでは当日の基本的な流れをご紹介します。

予約

お電話または当院Web予約システムよりNIPT希望の旨をご予約ください。妊娠10週を迎える前までにご連絡いただけると希望日時が取りやすくスムーズです。予約後、当日までに事前説明動画の閲覧や問診票記入などをご案内いたします。

来院・受付

ご予約日時にご来院ください。母子手帳や紹介状(お持ちの場合)など妊娠週数のわかる書類をご提出いただきます。受付後、問診票の確認などを行い、リラックスしてお待ちください。

医師によるカウンセリング・診察

専門の産婦人科医が個室で検査内容のご説明と遺伝カウンセリングを行います。NIPTで分かること・分からないこと、検査の精度や限界、陽性だった場合の対応策などを丁寧にお話しし、同意書の内容をご説明します。不明点や不安な点はこの段階で遠慮なくご質問ください。パートナーの同席も可能ですので、一緒に説明を聞いて検査を受けるか最終判断しましょう。内容にご納得いただけましたら、同意書に署名をいただきます。

スクリーニング胎児超音波検査(ご希望の場合は精密超音波検査)

希望者には、カウンセリング後に妊娠初期の胎児精密超音波検査を行います。妊娠12週前後の赤ちゃんの様子を専門医がチェックし、その場で簡単に結果を説明します。超音波検査のみの場合はここで終了となりますが、NIPTも併せて受ける場合は引き続き採血へ進みます。

採血(NIPT検査)

カウンセリング後、NIPTを受けることに決まったらそのまま血液採取を行います。腕の静脈から約20ml程度の採血です。特別な事前準備や空腹で来院いただく必要はありません。採血による痛みはチクッと一瞬感じる程度ですが、貧血気味の方は無理せずスタッフにお声かけください。

会計・終了

採血が終わりましたら当日の流れは終了です。自費診療となりますので、この時点で検査費用を全額お支払いいただきます(現金・各種クレジットカード・電子マネーに対応)。検査時間はカウンセリング含めて約30分程度です。終了後は体調が落ち着いていればそのままお帰りいただけます。

結果待ち・結果日の予約

採取した血液検体は提携の検査機関に送られ、結果が出るまで2〜5日かかります。当院では通常、採血日のうちに結果説明の日程を予約していただきます(約1週間後以降の診療枠をご案内します)。結果をお待ちの間、不安なことや気になる体調の変化等があれば電話やオンラインで相談も可能です。なるべく普段通りに過ごし、心配しすぎないようリラックスしてお待ちくださいね。

費用

● 検査費用

当院のNIPT検査費用は税込143,000円です。この金額には検査前の遺伝カウンセリング料および結果説明料が含まれており、追加費用は一切ありません。また、ご希望により同日に初期胎児超音波検査もセットで受けていただけます(セット料金は上記に含まれています)。※妊婦健診の採血等を同日に併せて行った場合は、保険診療分の自己負担が別途発生することがあります。

● 支払い方法

現金のほか、各種クレジットカード・電子マネーでのお支払いが可能です(自動精算機を設置しています)。

● 保険適用

NIPTは公的医療保険が使えない自費診療です。自治体の助成制度や民間医療保険の保障も現状ほとんどありません。費用面だけ見ると決して安い検査ではありませんが、得られる安心感や情報の価値を踏まえてご検討ください。費用面で迷われる場合は無理に受けない選択も一つですが、逆に「安心を得たい」というお気持ちが強い場合には有意義な検査と言えます。なお、検査結果が陽性だった場合の確定診断(羊水検査)費用は含まれておりませんのでご注意ください(必要時は提携先の専門機関で別途実施となります)。

結果通知とアフターフォロー

● 結果が出るまでの期間

検査結果は採血から約2〜5日後に判明します。結果が届き次第、あらかじめ予約いただいた日時にご来院いただき、医師から結果説明を行います。

● 結果の受取り方法

原則としてクリニックで対面による結果説明を行います。陰性(異常リスク低)の場合はその旨を口頭でお伝えし、結果報告書もお渡しします。陽性(高リスク)または判定保留(結果が出なかった)だった場合は、医師が結果の詳細と意味を丁寧に説明し、今後の対応について一緒に考えていきます。ご希望があれば速やかに確定検査(羊水検査)のスケジュール調整も行い、提携先の高次医療機関へご紹介いたします。結果説明には時間を十分確保しておりますので、不明点は遠慮なくご相談ください。特に陽性の場合は精神的なショックも大きいかと思いますが、陽性=赤ちゃんに異常が確定というわけではありません。当院の医師・遺伝カウンセラーに加え、小児科医とも連携してフォローしますので、一人で抱え込まずご相談いただければと思います。

● 検査後のフォロー

NIPTの結果が陰性だった場合も、それで全ての先天異常が否定できるわけではありません。引き続き妊婦健診や必要な超音波検査は予定通り受けて、お腹の赤ちゃんの経過を見守っていきましょう。陽性だった場合はご夫婦でとても悩まれる状況かと思います。当院ではカウンセリング外来も設けていますので、意思決定や今後の選択について悩まれる場合も一緒に向き合ってサポートいたします。「赤ちゃんの病気や異常をあらかじめ知ることで、心の準備と入念な準備ができる」——これが出生前診断を受ける大きな意義です。結果がどうであれ、私たちは妊婦さんとご家族に寄り添い、最善のサポートを提供します。

よくあるご質問(FAQ)

NIPTは妊娠何週から受けられますか?

妊娠10週0日以降から受検可能です。当院では妊娠10週以降であればいつでも予約を受け付けていますが、推奨のタイミングは妊娠12〜16週頃までです。10週になった直後から検査は可能ですが、早すぎる時期に受けて陽性だった場合、その後の羊水検査(16週以降に実施)の結果確定まで長く不安な時間を過ごすことになるためです。一方、妊娠後期に近づくにつれて選択肢も限られるため、妊娠初期(3〜4か月)のうちに受けていただくのが理想的です。まずは妊娠が判明したら主治医と相談の上、10週に入る前までに当院へご予約いただくとスムーズです。

検査結果はどれくらいでわかりますか?

当院では採血から約2〜5日を目安に結果をご説明しています。結果が判明次第、予約いただいた日時に来院していただき医師から直接説明いたします(陰性の場合は書面で結果をお渡し、陽性の場合は追加対応の相談を行います)。万一「結果が出ない(判定保留)」ケースでは、再採血等のフォローも含めてご案内しますのでご安心ください。

NIPTで赤ちゃんの性別はわかりますか?

検査技術上は判定可能ですが、当院ではお伝えしていません。 NIPTでは胎児の性染色体(X・Y染色体)も解析されるため理論上は男女の判定ができます。しかし、日本医学会の取り決めにより産み分け目的での出生前の性別告知は禁止されており、認証施設では検査結果として性別は知らせない運用になっています。実際、検査報告書にも性別の記載はありません。当院でも赤ちゃんの性別に関する情報は検査結果としてお渡しできませんのでご了承ください。

結果が陽性(高リスク)だったらどうなりますか?

陽性=赤ちゃんに異常が確定というわけではありません。 NIPTはあくまで確率を調べるスクリーニング検査であり、陽性結果が出た場合でも追加の確定検査で確認する必要があります。当院では陽性と判定された場合、医師がその結果の意味と見逃しの可能性について詳しく説明し、ご希望に応じて速やかに羊水検査など確定診断の段取りをいたします。提携先の日本赤十字社医療センターなど高度医療機関で羊水検査を受けていただけるよう手配し、結果が出るまでの間も当院および提携小児科医が引き続きサポートします。「陽性だったらどうしよう…」という不安は大きいかと思いますが、一人で抱え込まず当院にご相談ください。必要な検査・手続きを迅速に行い、ご夫婦が今後の方針を検討するお手伝いをいたします。

他の病院で健診中ですが、当院でNIPTだけ受けられますか?

もちろん受けられます。 当院で妊婦健診を受けていない方でもNIPT検査のみの受診が可能です。現在通院中の産科からの紹介状は特に必要ありません(健診で何か指摘があり紹介状を発行されている場合はご持参ください)。ご予約時に妊娠週数をお知らせいただき、来院当日は母子手帳をご持参ください。他院での健診記録が分かるもの(紹介状や超音波写真など)があればお持ちいただくとよりスムーズです。検査結果はご本人に直接お伝えしますが、必要に応じて現在の主治医とも情報共有いたします。

NIPTは年齢制限や受検条件はありますか?

年齢制限はありません。 現在、日本のNIPT認証施設では年齢に関係なく希望すれば受検可能です。以前は35歳以上などの条件がありましたが、2023年より開始した新制度で対象が拡大され、若年妊娠の方でも受けられるようになりました。その他の特別な条件も基本的になく、「染色体異常の不安を早めに確認したい」という妊婦さんであればどなたでも検査を選択できます。ただし前述のように検査前後のカウンセリング受講が必須となりますので、ご理解ください(当院で遺伝カウンセリングを実施します)。なお、双子を妊娠中の方も受検可能ですが、結果の見方が単胎とは少し異なりますので事前に説明いたします。

双子など多胎妊娠でもNIPTは受けられますか?

はい、双胎妊娠でも検査可能です。 NIPTは胎児が2人以上いる場合でも受検できます。結果の精度自体は単胎妊娠と同等とされていますし、陰性結果であれば双子それぞれが対象疾患である可能性は低いと判断できます。一方、陽性結果が出た場合は「どちらの胎児に由来する異常か」までは判別できないため、確定診断として絨毛検査(胎盤由来組織の検査)を検討することもあります。検査費用は双胎でも1人分と同じです(当院では追加料金はありません)が、羊水検査が必要となった場合は胎児ごとに検査を行う必要があります。その際の詳細やリスクについても事前にきちんと説明いたしますので、多胎妊娠の方も安心してご相談ください。

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